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2008年4月19日 (土)

袴の折り目の意味

袴の折り目は表が5つあり、裏が2つあります。この折り目にはそれぞれに意味があります。剣道人でもあまりしらない人も多いと思います。今日はそれを書きたいと思います。
私は高校一年生まではあまり袴をたたむようなことをきちんとしていませんでした。どちらかというと体操服やジャージ的ものとしか思っていなかったところがあります。それを高校の時に先生に怒られ、その時の言葉がいまも頭に残っています。

「剣道の袴の折り目にはそれぞれに意味がある。袴の折り目がきちっとしていないとおいことは、その教えに反することになる。袴の教えをかみしめながら毎日きれいにたたむようにしなさい。」

では袴の折り目のもつ意味とは。
仁・義・礼・智・信。そして勇気・正義・廉恥・謙譲・礼節であると教えていただいた。そして裏の2つの折り目は忠・孝であると。それぞれの言葉の意味をしっかりと理解し教えが折り目正しいものであるために袴をしっかりとたたむ習慣をつけなさい。そして剣道着・袴は剣道家にとっての正装である。武士の正装となんらかわりのないものだと指導していただいた。なので正しく着付けをすること、そして正しく手入れをすること。そして稽古するとき以外は剣道着・袴でうろうろするな。と指導を受けた。菅原支部はその教えが定着していて、稽古に来る子供は私服で来て、着替えて帰る。とても素晴らしいことだと思う。そして中学生になると藍染の木綿袴を使いしっかりとたたんでいる。それも剣道の教えではないかと思う。さて言葉の意味であるが。

仁 己に克ち、他に対するいたわりのある心のこと
義 正しい行いを守ること
礼 礼儀、礼節を重んじること
智 物の道理を知り正しい判断を下すこと
信 いつわりのない忠実な誠の心

この五常の教えが袴の意味である。

忠 主君に尽くすまごころのこと
孝 親、兄弟を大切にする心のこと

これが裏の折り目の意味である。

そして

勇気・正義・廉恥・謙譲・礼節は武の五徳とも言われる。これらの教えに背くことなく、教えと自分を照らし合わせて稽古の折に袴をきちんとたたむことで心も備わってくると思っている。剣道の教えは袴の折り目に集約されていると言っても過言ではないと思う。武道が他のスポーツと違うというところはここにあると思う。これらの教えを忘れ、勝ち負けに走ってしまっては武道ではなくなってしまう。教えを伝承していくことで剣道の素晴らしさを伝えていけるのではないでしょうか?

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